私は、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムをやっていない。だが、グラビティはやっていた。つい最近までやっていた。このSNSに結構な時間を使っていたので、少しレビューをしたいと思う。
私のユーザー歴
2021年の3月から5まで、と2021年の7月から2022年の7月まで、の2つの期間にわたって、使っていた。合計で1年2ヶ月になる。
現在はアカウントは消していないが、ログインはしていない。正直、1年やりつづけたSNSはグラビティが初めてであった。
フォロワーの数はだいたい100人で、投稿をするといいねが10から20つく、という状態であった。
グラビティは気軽に承認欲求を満たせるアプリということになっているらしい。確かに私が始めた2021年3月頃は、おしゃれなネクタイピンの画像をあげただけでフォロワーでない人たちから一瞬で40いいねがついた。だが、最近は正直フォロワーからしかいいねはこない。
Gravityの基本的な機能。私はそれをどう使っていたか。
多く記事がグラビティの基本的な情報について紹介していると思うので、私は書きたいことだけ書く。
投稿
テキスト、写真、(スポティファイとの連携で)音楽、音声、動画の形式で投稿ができる。
私は
- 自分の仕事で起きたことの話、
- 職場がうんこだという話、
- 読んだ本の話
- 今後の人生どうしよう、という話
を主に投稿していた。私は英語講師であるということもあって、語学に興味がある人や私が投稿したジャンルの本に興味を持っている人が私と友達になってくれた。なかにはコメントをよくくれる人もいて、その方と長くコメントでやり取りをしていた。楽しかった。
他のユーザーも、人生の悩みみたいなことを投稿している人が多くて、この人の人生は今後どうなるんだろうかと興味が湧くことも多かった。
TL
TLには3種類のタブがある。
- 最新:フォローしている人もしていない人も含めて、全グラビティユーザーがした投稿が流れてくる。夜中眠れない時に、ここ見ていると、2時間くらいがあっという間になくなる。特に夜中の投稿は面白い。匿名だからこそつぶやけることをつぶやいている人が多い印象がある。
- 見つける:グラビティ内でバズっている投稿や、自分のこれまでの投稿内容に関連のある投稿が表示される。私のフォロワー界隈では評判がよくなかった。ここに自分の投稿が載ると、訳のわからないコメントが増えるため。確かにそういう側面はあった。
- フォロワーさんたちの投稿が流れてくる画面
音声ルーム
グラビティには音声ルームという機能がある。これは要するに音声のライブ配信ができる機能である。ユーザーは音声ルームを立てると、そこに他のユーザーが訪れて、生放送のラジオ番組を提供できる。リスナーからはコメントをもらえるし、ルームを主催しているユーザーが許可すれば、リスナーがマイクにあがることもできる。その場合は複数人で話す様子をお届けすることになる。
私は、以下のようなルームを開いていた。
- 趣味で勉強していることに関するルーム
- 私が作業している音をBGMと共に流す作業用のルーム
- 英語の勉強に関する質問や相談に答えるルーム
である。
このルームを通じて、仲良くなったユーザーの方も多かった。
ユーザーの中にはやはり人気の人もいて、その人たちの音声ルームは大盛況になる。一方でほとんどのユーザーは少人数で、しかもなじみの人とゆるく話すことを楽しんでいるようであった。私もそのような使い方をしていた。
面白いもので、文字だけで交流するよりも、音声を通じて交流した人の方がやはり仲良くなった気になる。
星
グラビティには星という機能がある。これは同じような趣味や特徴を持った人たちのコミュニティである。ユーザーからの提案を受けて、運営が作成する。私は
- 読書の星
- 夜ふかしの星
に参加していた。特に読書の星には、自分の読んだ本の内容を投稿していて、そこで読書好きの人と交流ができた。おすすめの本を聞いている人も多くいて、何人かにコメントをしたこともある。
他には
- BTSの星
- ダイエットの星
- 酒飲みの星
- 絵師の星
- HPSの星
などがあった。
なぜやめたのか
さて、こんな風に結構グラビティを楽しんでいたのに、私はなぜやめたのか。単純に言えば、楽しすぎて時間を使いすぎていたからである。
しかも姿勢の悪さや目の酷使の結果、首の凝りがひどくなって、体調がすぐれなくなってしまった。どれくらいかというと、吐き気がして首が痛くて、寝てもいられないほどであった。
試しにグラビティに一週間ログインしなかったところ、体調が劇的に改善したため、やめることにした。あと数年は忙しい生活が続く予定なので、この期間はログインしないと思う。
しかし、仲良くなったユーザーの方も何人かいるし、人生が気になっているユーザーの方もいる。私をいろいろな時に応援してくれた人もいるし、逆に私が応援したくなってした人もいた。この人たちのことを考えると、また戻りたいとは思う。いつになるかはよくわからないが。